psqlを起動し、SELECT, INSERT, UPDATE, DELETEなど、小文字で途中まで入力すると、自動補完してくれます。
この補完時にSQLキーワードの場合、大文字に変換してくれる設定方法を記します。
詳細については、PostgreSQLドキュメント:psql のCOMP_KEYWORD_CASEを参照してください。
COMP_KEYWORD_CASEにupperまたは、lowerを指定することにより、SQLキーワードを補完したときに大文字小文字に変換する指定をすることができます。
以下に実行例を記します。
以下、SQLキーワードを大文字に変換する設定を行い操作してみます。
以下、SQLキーワードを小文字に変換する設定を行い操作してみます。
psqlを起動したときに毎回この設定をするのは面倒です。
$HOME/.psqlrcファイルに以下の構文を設定(追記)すれば、psql起動時に読み込まれ設定されるようになります。
以下の構文は、大文字に変換する設定です。
\set COMP_KEYWORD_CASE upper
シェルであれば、以下のコマンドを実行すれば ~/.psqlrc に追記されます。
echo '\set COMP_KEYWORD_CASE upper' >> ~/.psqlrc
当方の.psqlrcはこんな感じです。
~$ cat .psqlrc \pset pager off \pset null '(null)' \set COMP_KEYWORD_CASE upper
以上、SQLキーワードを大文字・小文字に自動変換する方法でした。