このエントリーをはてなブックマークに追加


UbunutにSQLite3をインストール

UbuntuにSQLite3をインストールした時の備忘録です。
使用したUbuntuは以下の通りです。

$ lsb_release -d
Description:	Ubuntu 20.04.4 LTS

関連記事

apt-getコマンドでSQLite3をインストールする

本記事で使用したUbuntuは上記の通り12.04になります。
Server版を使用しています。

apt-cache searchでSQLite3のパッケージを探してみる

以下の通り、SQLite3(sqlite3)で始まるパッケージをapt-cacheコマンドで検索しましました。

$ apt-cache search sqlite3 | grep ^sqlite3
sqlite3 - Command line interface for SQLite 3
sqlite3-doc - SQLite 3 documentation
sqlite3-pcre - Perl-compatible regular expression support for SQLite

SQLite3を使用するために必要なパッケージ名はsqlite3であることが確認できました。

apt-get installでsqlite3をインストールする

上記の操作によりsqlite3のパッケージ名が確認できました。
以下のコマンドでsqlite3のインストールができます。

sudo apt-get install -y sqlite3

以下のコマンドにより、sqlite3コマンドが/usr/binにインストールされていることが確認できます。

sakura@ubuntu:~$ which sqlite3
/usr/bin/sqlite3

すでにsqlite3がインストールされている場合

すでにインストール済みである場合、以下のようなメッセージが表示されます。 $ sudo apt-get install -y sqlite3

パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています                
状態情報を読み取っています... 完了
sqlite3 はすでに最新バージョン (3.31.1-4ubuntu0.3) です。
アップグレード: 0 個、新規インストール: 0 個、削除: 0 個、保留: 0 個。

SQLite3を使ってみる

データベース(データベースファイル)に接続(新規作成)しテーブル作成、INSERTによるデータ挿入、SELECTによるデータ閲覧およびSQLiteシェルの終了までの操作です。

  1. sqlite3 データベース名 で実行。
    $ sqlite3 testdb.sqlite3
    SQLite version 3.31.1 2020-01-27 19:55:54
    Enter ".help" for usage hints.
     
  2. テーブルを作成。
    sqlite> create table dist (num, name);
     
  3. INSERTによるデータ挿入。
    sqlite> insert into dist values(1, 'redhat');
    sqlite> insert into dist values(2, 'ubuntu');
    sqlite> insert into dist values(3, 'debian');
     
  4. SELECTによるテーブルデータの閲覧。
    sqlite> select * from dist;
    1|redhat
    2|ubuntu
    3|debian
     
  5. sqliteシェルの終了。
    sqlite> .exit
     
  6. 作成されたデータベースファイルの確認
    $ ls -l *sqlite3
    -rw-r--r-- 1 sakura sakura 8192  8月  9 20:27 testdb.sqlite3

以上、UbuntuにSQLite3をインストールし簡単な操作を行った資料でした。


トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2022-08-09 (火) 20:28:27