PostgreSQLのバックスラッシュから始まるコマンド一覧を表示する方法 †PostgreSQLのプロンプトでバックスラッシュ(\)文字から始まるコマンドの一覧を表示する方法を以下に記します。 関連資料 †psqlプロンプト上で\?を実行 †psqlコマンドでPostgreSQLに接続し\?と入力するとバックスラッシュ(\)から始まるコマンド一覧を表示することができます。 -bash-3.2$ LANG=ja_JP.utf8 psql psql (8.4.13) "help" でヘルプを表示します. postgres=# \? 一般 \copyright PostgreSQL の使い方と配布条件を表示 \g [ファイル] または ; クエリー実行(し、結果をファイルまたは |パイプ へ書き出す) \h [名前] SQL コマンドの書式のヘルプ、* で全コマンド \q psql を終了 クエリーバッファ \e [ファイル] 現在のクエリーバッファ(やファイル)を外部エディタで編集 \e [関数名] 関数定義を外部エディタで編集 \p クエリーバッファの内容を表示 \r クエリーバッファをリセット(クリア) \s [ファイル] ヒストリを表示またはファイルに保存 \w ファイル クエリーバッファの内容をファイルに書き出す 入出力 \copy ... クライアントホストに対し、データストリームを使って SQL コピーを行う \echo [文字列] 文字列を標準出力に書き出す \i ファイル ファイルからコマンドを読み込んで実行 \o [ファイル] すべてのクエリーの結果をファイルまたは |パイプ へ送る \qecho [文字列] 文字列をクエリー出力ストリームに出力(\o を参照) 情報 (修飾子: S = システムオブジェクトを表示 + = 詳細情報) \d[S+] テーブル、ビュー、シーケンスの一覧を表示 \d[S+] 名前 テーブル、ビュー、シーケンス、インデックスの説明を表示 \da[+] [パターン] 集約関数一覧を表示 \db[+] [パターン] テーブルスペース一覧を表示 \dc[S] [パターン] 変換ルール一覧を表示 \dC [パターン] キャスト一覧を表示 \dd[S] [パターン] オブジェクトのコメントを表示 \dD[S] [パターン] ドメイン一覧を表示 \des[+] [パターン] 外部サーバ一覧を表示 \deu[+] [パターン] ユーザマッピングの一覧を表示 \dew[+] [パターン] 外部データラッパーの一覧を表示 \df[antw][S+] [パターン] 関数(集約/通常/トリガ/ウィンドウのみ)一覧を表示 \dF[+] [パターン] テキスト検索設定一覧を表示 \dFd[+] [パターン] テキスト検索用の辞書一覧を表示 \dFp[+] [パターン] テキスト検索用のパーサ一覧を表示 \dFt[+] [パターン] テキスト検索用のテンプレート一覧を表示 \dg[+] [PATTERN] list roles (groups) \di[S+] [パターン] インデックスの一覧を表示 \dl ラージオブジェクトの一覧を表示。\lo_list と同じ。 \dn[+] [パターン] スキーマの一覧を表示 \do[S] [名前] 演算子の一覧を表示 \dp [パターン] テーブル、ビュー、シーケンスのアクセス権一覧を表示 \ds[S+] [パターン] シーケンスの一覧を表示 \dt[S+] [パターン] テーブルの一覧を表示 \dT[S+] [パターン] データ型の一覧を表示 \du[+] [PATTERN] list roles (users) \dv[S+] [パターン] ビューの一覧を表示 \l[+] データベースの一覧を表示 \z [パターン] \dp と同じ 書式設定 \a 'unaligned' および 'aligned' 出力モードのトグル \C タイトル テーブルのタイトルをセット、指定がなければ解除 \f [文字列] クエリー出力の際に桁揃えを行わない(unaligned)場合に 使用するフィールド区切り文字を表示または指定 \H HTML の出力モードをトグル(現在: オフ) \pset 名前 [値] テーブル出力のオプション設定 (名前 := {format|border|expanded|fieldsep|footer|null| numericlocale|recordsep|tuples_only|title|tableattr|pager}) \t [on|off] 行のみ表示する (現在: オフ) \T [文字列] HTML の <table> タグの属性をセット。引数がなければ解除。 \x [on|off] 拡張出力のトグル(現在: オフ) 接続 \c[onnect] [DB名|- ユーザ名|- ホスト名|- ポート番号|-] 新しいデータベースに接続する (現在: "postgres") \encoding [エンコーディング] クライアントのエンコーディングを表示またはセット \password [USERNAME] ユーザのパスワードを安全に変更する オペレーティングシステム \cd [DIR] カレントディレクトリを変更 \timing [on|off] コマンドのタイミングを切り替え(現在: オフ) \! [コマンド] シェルでコマンドを実行、もしくは会話型シェルを起動 変数 \prompt [テキスト] 変数名 ユーザに内部変数をセットするよう促す \set [変数名 [値]] 内部変数の値をセット。引数がない場合は一覧表示。 \unset 変数名 内部変数を削除 ラージオブジェクト \lo_export LOBOID ファイル名 \lo_import ファイル名 [コメント] \lo_list \lo_unlink LOBOID ラージオブジェクトの操作 postgres=# 以上の操作でバックスラッシュ(\)から始まるコマンド一覧を表示することができます。 |