#navi(../)
* 32bit版ODBCと64bit版ODBCドライバの共存 [#f7ba60ee]
Windows 7 64bit版と[[LibreOffice>http://ja.libreoffice.org/]]のBaseを使ってPostgreSQLに接続したときの記事です。~
使用した環境は以下通りです。
''接続するマシン''~
Windows 7 64bit版
''データベースマシン''
CentOS 5.7~
PostgreSQL8.4.7
#contents
#htmlinsertpcsp(db-top.html,db-sp.html)
* 関連資料 [#ka325f21]
- [[WindowsのODBC設定操作>ODBC/WindowsのODBC設定操作]]
- [[64bit版Windowsで32bit版ODBCの設定を行う方法>ODBC/64bit版Windowsで32bit版ODBCの設定を行う方法]]
- [[PostgreSQLのODBCドライバのインストール>ODBC/PostgreSQLのODBCドライバのインストール]]
- [[PostgreSQLにODBC接続する方法>ODBC/PostgreSQLにODBC接続する方法]]
* ODBCドライバ64bit版+32bitアプリケーションでデータベース接続エラー [#n1cc487f]
64bit版のPostgreSQLのODBCドライバ(64bit版)をダウンロードしてインストールし、[[LibreOffice>http://ja.libreoffice.org/]]のBaseを使い接続を試みたところエラーが発生。~
結局、[[LibreOffie>http://ja.libreoffice.org/]]のBaseが32bitアプリケーションとして動作しており、PostgreSQLのODBCドライバが64bit用のドライバなのでエラー(接続できない)が発生したようです。
本記事で利用した64bit版PostgreSQL ODBCダウンロードファイル名
-psqlodbc_09_01_0100-x64.zip
このドライバを利用してコントロールパネルよりODBC設定をし32bitアプリケーション(今回は[[LibreOffice>http://ja.libreoffice.org/]] Base)から接続するとエラーとなりました。
#ref(odbc-01.gif)
- PostgreSQL ODBCドライバのダウンロードURL~
http://www.postgresql.org/ftp/odbc/versions/msi/
* PostgreSQLの32bit版ODBCをダウンロード&インストール [#t1db7350]
当方、[[LibreOffie>http://ja.libreoffice.org/]] BaseからODBC接続するために64bit版のPostgreSQL ODBCドライバをダウンロードしてインストールしました。~
上記のURLよりPostgreSQL ODBCドライバ(32bit版)をダウロードしました。|
本記事で利用した32bit版PostgreSQL ODBCダウンロードファイル名(x64がありません)
-psqlodbc_09_01_0100-1.zip
このドライバを利用しWindows 7 64bit版とBaseによるPostgreSDQL接続は成功しました。
#ref(odbc-02.gif)
* 32bit版ODBCのDSN(データソース)設定方法 [#kaf1d206]
Windows 7 64bit版では、コントロールパネルからODBC設定画面を起動しても64bit版ドライバの設定しか行えません。~
したがって、32bit版のODBCを設定するには以下の操作が必要となります。
+ コマンドプロンプトを起動します。
+ %windir%\SysWOW64\odbcad32.exe と入力しEnterキーを押します。
+ 32bit版のODBCデータソースアドミニストレーター画面が表示されます。
+ データソースの設定を行います。
''つまり、32bitドライバの場合は、32bit版のodbcad32.exeを起動して設定しなければなりません。''~
ちなみに64bit版のodbcad32.exeは%windir%\System32\odbcad32.exeにあります。
64bit版のodbcad32.exeで設定したデータソース情報も32bit版で設定したデータソース情報、どちらのodbcad32を起動しても表示されました。~
#htmlinsertpcsp(db-btm.html,db-sp.html)