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* PostgreSQLのバックスラッシュから始まるコマンド一覧を表示する方法 [#zfa33a10]

PostgreSQLのプロンプトでバックスラッシュ(\)文字から始まるコマンドの一覧を表示する方法を以下に記します。

#contents
#htmlinsertpcsp(db-top.html,db-sp.html)

* 関連資料 [#rbfab070]
-[[MySQLのバックスラッシュから始まるコマンド一覧を表示する方法>MySQL/MySQLのバックスラッシュから始まるコマンド一覧を表示する方法]]


* psqlプロンプト上で\?を実行 [#bbcc7fb7]
psqlコマンドでPostgreSQLに接続し\?と入力するとバックスラッシュ(\)から始まるコマンド一覧を表示することができます。
 -bash-3.2$ LANG=ja_JP.utf8 psql 
 psql (8.4.13)
 "help" でヘルプを表示します.
 
 postgres=# \?
 一般
   \copyright     PostgreSQL の使い方と配布条件を表示
   \g [ファイル] または ;  クエリー実行(し、結果をファイルまたは |パイプ へ書き出す)
   \h [名前]      SQL コマンドの書式のヘルプ、* で全コマンド
   \q             psql を終了
 
 クエリーバッファ
   \e [ファイル]  現在のクエリーバッファ(やファイル)を外部エディタで編集
   \e [関数名]    関数定義を外部エディタで編集
   \p             クエリーバッファの内容を表示
   \r             クエリーバッファをリセット(クリア)
   \s [ファイル]  ヒストリを表示またはファイルに保存
   \w ファイル    クエリーバッファの内容をファイルに書き出す
 
 入出力
   \copy ...      クライアントホストに対し、データストリームを使って
                   SQL コピーを行う
   \echo [文字列] 文字列を標準出力に書き出す
   \i ファイル    ファイルからコマンドを読み込んで実行
   \o [ファイル]  すべてのクエリーの結果をファイルまたは |パイプ へ送る
   \qecho [文字列]    文字列をクエリー出力ストリームに出力(\o を参照)
 
 情報
 (修飾子: S = システムオブジェクトを表示 + = 詳細情報)
   \d[S+]                テーブル、ビュー、シーケンスの一覧を表示
   \d[S+]   名前         テーブル、ビュー、シーケンス、インデックスの説明を表示
   \da[+]   [パターン]   集約関数一覧を表示
   \db[+]   [パターン]   テーブルスペース一覧を表示
   \dc[S]   [パターン]   変換ルール一覧を表示
   \dC      [パターン]   キャスト一覧を表示
   \dd[S]   [パターン]   オブジェクトのコメントを表示
   \dD[S]   [パターン]   ドメイン一覧を表示
   \des[+]  [パターン]   外部サーバ一覧を表示
   \deu[+]  [パターン]   ユーザマッピングの一覧を表示
   \dew[+]  [パターン]   外部データラッパーの一覧を表示
   \df[antw][S+]   [パターン]   関数(集約/通常/トリガ/ウィンドウのみ)一覧を表示
   \dF[+]   [パターン]   テキスト検索設定一覧を表示
   \dFd[+]  [パターン]   テキスト検索用の辞書一覧を表示
   \dFp[+]  [パターン]   テキスト検索用のパーサ一覧を表示
   \dFt[+]  [パターン]   テキスト検索用のテンプレート一覧を表示
   \dg[+]  [PATTERN]      list roles (groups)
   \di[S+]  [パターン]   インデックスの一覧を表示
   \dl             ラージオブジェクトの一覧を表示。\lo_list と同じ。
   \dn[+]   [パターン]   スキーマの一覧を表示
   \do[S]   [名前]       演算子の一覧を表示
   \dp [パターン]       テーブル、ビュー、シーケンスのアクセス権一覧を表示
   \ds[S+]  [パターン]   シーケンスの一覧を表示
   \dt[S+]  [パターン]   テーブルの一覧を表示
   \dT[S+]  [パターン]   データ型の一覧を表示
   \du[+]  [PATTERN]      list roles (users)
   \dv[S+]  [パターン]   ビューの一覧を表示
   \l[+]                 データベースの一覧を表示
    \z      [パターン]   \dp と同じ
 
 書式設定
   \a             'unaligned' および 'aligned' 出力モードのトグル
   \C タイトル    テーブルのタイトルをセット、指定がなければ解除
   \f [文字列]    クエリー出力の際に桁揃えを行わない(unaligned)場合に
                   使用するフィールド区切り文字を表示または指定
   \H             HTML の出力モードをトグル(現在: オフ)
   \pset 名前 [値]    テーブル出力のオプション設定
                  (名前 := {format|border|expanded|fieldsep|footer|null|
                  numericlocale|recordsep|tuples_only|title|tableattr|pager})
   \t [on|off]    行のみ表示する (現在: オフ)
   \T [文字列]    HTML の <table> タグの属性をセット。引数がなければ解除。
   \x [on|off]    拡張出力のトグル(現在: オフ)
 
 接続
   \c[onnect] [DB名|- ユーザ名|- ホスト名|- ポート番号|-]
                  新しいデータベースに接続する (現在: "postgres")
   \encoding [エンコーディング]
                  クライアントのエンコーディングを表示またはセット
   \password [USERNAME]  ユーザのパスワードを安全に変更する
 
 オペレーティングシステム
   \cd [DIR]         カレントディレクトリを変更
   \timing [on|off]  コマンドのタイミングを切り替え(現在: オフ)
   \! [コマンド]  シェルでコマンドを実行、もしくは会話型シェルを起動
 
 変数
   \prompt [テキスト] 変数名    ユーザに内部変数をセットするよう促す
   \set [変数名 [値]]
                  内部変数の値をセット。引数がない場合は一覧表示。
   \unset 変数名          内部変数を削除
 
 ラージオブジェクト
   \lo_export LOBOID ファイル名
   \lo_import ファイル名 [コメント]
   \lo_list
   \lo_unlink LOBOID     ラージオブジェクトの操作
 postgres=# 

以上の操作でバックスラッシュ(\)から始まるコマンド一覧を表示することができます。

#htmlinsertpcsp(db-btm.html,db-sp.html)

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