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* 64bit版Windowsで32bit版ODBCの設定を行う方法 [#h26877ca]
本記事はWindows 7 64bit版を利用して確認しました。
OSが64bit版のWindows 7、ODBC接続で利用するアプリケーションが[[LibreOffice>http://ja.libreoffice.org/]] Base 32bit版(x86)版で接続したときの記事です。~
尚、データベースはPostgreSQL 8.4.7をCentOS上で動かしています。
#contents
#htmlinsertpcsp(db-top.html,db-sp.html)
*関連記事 [#hd4667f6]
-[[ODBC/32bit版ODBCと64bit版ODBCドライバの共存]]
-[[ODBC/PostgreSQLのODBCドライバのインストール]]
-[[ODBC/PostgreSQLにODBC接続する方法]]
-[[ODBC/WindowsのODBC設定操作]]
* 32bit版のODBCドライバのインストール方法 [#vfd4704f]
Windows 7 64bit版では、コントロールパネルからODBC設定画面を起動しても64bit版ドライバの設定しか行えません。~
したがって、32bit版のODBCを設定するには以下の操作が必要となります。
+ コマンドプロンプトを起動します。
+ ''%windir%\SysWOW64\odbcad32.exe'' と入力しEnterキーを押します。
+ 32bit版のODBCデータソースアドミニストレーター画面が表示されます。
+ データソースの設定を行います。
32bitドライバの場合は、32bit版のodbcad32.exeを起動して設定しなければなりません。~
ちなみに64bit版のodbcad32.exeは%windir%\System32\odbcad32.exeにあります。
- 32bit版ODBCデータソースアドミニストレーター~
''%windir%\SysWOW64\odbcad32.exe''
#br
- 64bit版ODBCデータソースアドミニストレーター~
コントロールパネルからの操作で起動できます。~
実体は以下の場所にあります。~
''%windir%\System32\odbcad32.exe''
尚、64bit版のodbcad32.exeで設定したデータソース情報も32bit版で設定したデータソース情報、どちらのodbcad32を起動しても表示されました。~
64bitと32bitのアプリケーションは、通常WOW64のおかげで意識せずに使えますが、ODBCドライバのインストールとDSNなどの設定の場合、使用するドライバが64bitか32bitでODBCアドミニストレーター(odbcad32.exe)の起動を切り替えないといけません。
#htmlinsertpcsp(db-btm.html,db-sp.html)