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PL/pgSQLとは?

PostgreSQLを使用している環境で、PL/pgSQLを使った方が良いのにという場面があります。
たとえば、バッチ処理などが該当すると思います。
バッチ処理プログラムをJava, Ruby, Pythonなどで記述することも可能ですが、PL/pgSQLで記述することも可能です。
(プログラム言語で記述した場合は、データベースが変わっても流用しやすいというメリットがあります。)

PL/pgSQLは、データベースを操作するプログラム言語になります。
PL/pgSQLで記述したファンクションは、SELECTやトリガーから呼出し実行することができます。

よく、「スドアド」とか「ストアドプロシージャ」と言われるものになります。


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PL/pgSQLで Hello world!

PL/pgSQLでHello worldを作成してみます。
尚、操作はすべてpsqlコマンドで行います。
pgAdminIIIでも赤枠で囲んだボタンで実行可能です。
または、以下に記すファンクションSQLをpgAdminIIIと関連付けしておけば、pgAdminIIIが自動起動され、赤枠で囲んだボタンをクリックしたときの画面が表示されます。
(WindowsのpgAdminIII v1.16.1 @ Windows で確認)

01.png

以下のPL/pgSQLファンクションは、ターミナル上にHello world!と表示し、クエリー結果としてHello World!を表示するサンプルです。

-- helloworld.sql

CREATE OR REPLACE FUNCTION helloworld()
RETURNS
    TEXT
AS $$
DECLARE
    msg text := 'Hello world!';
BEGIN
    RAISE INFO '%', msg;
    RETURN msg;
END
$$ LANGUAGE plpgsql
;

helloworldファンクションの登録

上記のfilehelloworld.sqlをDBに登録する手順を以下に記します。
尚、使用するのはpsqlコマンドとなります。
pgAdminIII等のGUIツールで動作確認する場合は、読み替えてください。

cut&pasteで張り付ける

今回、サンプルソースも小さいのでcut&pasteで張り付けてもよいと思います。

  1. データベースに接続
    今回、テスト用にsakuradbというものを用意しました。皆さんの環境に合うように読み替えてください。
  2. helloworld.sqlの内容を貼り付ける
    pasteすると以下のように表示され、CREATE FUNCTIONと表示されているのが確認できます。
    sakura@cygwin ~/PLpgSQL$ psql -U sakura -h localhost sakuradb
    Password for user sakura:
    psql (9.6.0, server 9.2.17)
    Type "help" for help.
    
    sakuradb=> -- helloworld.sql
    sakuradb=>
    sakuradb=> CREATE OR REPLACE FUNCTION helloworld()
    sakuradb-> RETURNS
    sakuradb->     TEXT
    sakuradb-> AS $$
    sakuradb$> DECLARE
    sakuradb$>     msg text := 'Hello world!';
    sakuradb$> BEGIN
    sakuradb$>     RAISE INFO '%', msg;
    sakuradb$>     RETURN msg;
    sakuradb$> END
    sakuradb$> $$ LANGUAGE plpgsql
    sakuradb-> ;
    CREATE FUNCTION
    sakuradb=>

psqlコマンドでファンクションを登録する

psqlコマンドを使用してファンクションを登録します。
オプション-fによりファイルを指定してファンクションを登録しています。

sakura@cygwin ~/PLpgSQL$ psql -U sakura -h localhost sakuradb -f helloworld.sql
Password for user sakura:
CREATE FUNCTION

helloworldファンクションを実行

上記の操作でhelloworldファンクションの登録が完了しました。
早速、このファンクションを実行してみます。

  1. データベースに接続します。
    sakura@cygwin ~/PLpgSQL$ psql -U sakura -h localhost sakuradb
    Password for user sakura:
    psql (9.6.0, server 9.2.17)
    Type "help" for help.
    
    sakuradb=>
     
  2. helloworldファンクションをSELECT構文を使用して実行します。
    sakuradb=> select helloworld();
    INFO:  Hello world!
      helloworld
    --------------
     Hello world!
    (1 row)
    ASを使って名称を指定した例です。
    sakuradb=> select helloworld() as message;
    INFO:  Hello world!
       message
    --------------
     Hello world!
    (1 row)
    INFO: Hello world! と、クエリー結果として Hello world! が返却されているのが確認できます。

ファンクション一覧の確認

登録されているファンクションの一覧を確認する場合は、以下のSQLを実行します。

ファンクション名のみ

以下のSQLでファンクション名のみ表示されます。

SELECT p.proname FROM pg_catalog.pg_namespace n
JOIN   pg_catalog.pg_proc p ON p.pronamespace = n.oid
WHERE  n.nspname = 'public'
;

実行例

sakuradb=> SELECT p.proname FROM pg_catalog.pg_namespace n
sakuradb-> JOIN   pg_catalog.pg_proc p ON p.pronamespace = n.oid
sakuradb-> WHERE  n.nspname = 'public'
sakuradb-> ;
  proname
------------
 helloworld
(1 row)

ファンクション名とスクリプト内容

以下のSQLでファンクション名およびスクリプトが表示されます。

SELECT proname, prosrc FROM pg_catalog.pg_namespace n
JOIN   pg_catalog.pg_proc p ON pronamespace = n.oid
WHERE  nspname = 'public'
;

実行例

sakuradb=> SELECT proname, prosrc FROM pg_catalog.pg_namespace n
sakuradb-> JOIN   pg_catalog.pg_proc p ON pronamespace = n.oid
sakuradb-> WHERE  nspname = 'public';
  proname   |              prosrc
------------+-----------------------------------
 helloworld | \r                               +
            | DECLARE\r                        +
            |     msg text := 'Hello world!';\r+
            | BEGIN\r                          +
            |     RAISE INFO '%', msg;\r       +
            |     RETURN msg;\r                +
            | END\r                            +
            |
(1 row)

ファンクションを削除(DROP)する

作成したhelloworldファンクションを削除(DROP)する方法を以下に記します。
ファンクションを削除(DROP)する構文は以下の通りです。

DROP FUNCTION ファンクション名

今回作成した、helloworld()ファンクションを削除(DROP)してみます。

sakuradb=> DROP FUNCTION helloworld();
DROP FUNCTION

削除されたのが確認できます。

sakuradb=> SELECT helloworld();
ERROR:  関数helloworld()は存在しません
LINE 1: SELECT helloworld();
               ^
HINT:  指定名称、指定引数型に合う関数がありません。明示的な型キャストが必要かもしれません
sakuradb=>

まとめ

  1. CREATE OR REPLACE FUNCTION でファンクションを作成する。
  2. 作成したFUNCTIONを実行すれば登録される。
  3. SELECT FUNCTION名 で実行できる。
  4. DROP FUNCTION名 で登録したファンクションを削除できる。

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添付ファイル: filehelloworld.sql 2件 [詳細] file01.png [詳細]

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Last-modified: 2016-10-22 (土) 00:11:32 (92d)